カクテル/シンガポールスリングの魅力

飲食店経営5年  と同時に

独学で始めたカクテル歴5年

 

カクテルに興味を持った原点

シンガポールスリング

 

 

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独立前によく行っていたバー

いつもビールを飲んでいたのですが

 

ちなみにビールはスーパードライw

 

カウンターで飲んでいると

目の前には何種類ものウイスキーやリキュール

 

たまには違うのも飲んでみたいなぁ..

と思いながらも

 

何を頼んでいいかも分からない

 

適当に頼んで  口に合わずに残してしまうのも嫌だし

 

カクテルメニューには其々の材料が丁寧に書かれてあるけど

 

なんだかよく分からない

 

よし迷ったら聞くのが一番

 

「すみません、カクテルを飲んでみたいんですけど、、飲んだことなくて.. オススメとかありますか?」

 

するとバーテンダーさんが

 

「どんな味がお好きですか?」

 

と聞き返してきた

 

私は即答で

 

「甘くないやつ!」

 

と答えると

 

「かしこまりました。少々お待ちください」

 

バーテンダーさんはそう言って

 

何種類かのビンをカウンターの奥に並べ始めた

 

慣れた手つきでシェイカリキュールを注いで

 

氷をかち割り

 

シェイカーを振る

 

シェイカーを振りだすと

 

氷が響いてうるさい音がするのかと思ったけど

 

意外と静か

 

グラスにシェイクしたリキュールを注ぎ

 

炭酸を注ぎ

 

できた?

 

まだ何か出してきた?!

 

グラスにマドラーを刺したまま

 

赤いリキュールマドラー伝いに注いでいる

 

そっとマドラーを引き上げ

 

レモンを飾り

 

「お待たせ致しました

 

シンガポールスリング  です 」

 

恐る恐るひとくち飲んでみる

 

...美味しい!

 

料理でもそうだが

好みを伝えて作ってもらってもなかなか自分の好みの味に出会えることはない

 

 

甘いのが苦手なことしか伝えてないのに「美味しい」と思えるものを作ってくれたことに感動!!

 

そして このシンガポールスリングは飲んでいくうちに味が変化していく

 

最後に注いだ赤いリキュールの正体は

 

チェリーブランデー

 

飲み始めは  さっぱりやわらかく

 

後から  ガツンとしっかり味わえる

 

ここからどんどんカクテルにハマっていき

 

自分でも作れるようになりたい

 

という想いから

 

カクテルの本を読み

 

動画を観て

 

道具を揃え

 

独学で覚えていきました

 

独立してから時間とお金に少しだけ余裕ができてきた頃

 

勉強を踏まえカクテルバーを何軒かまわりました

 

もちろんファーストドリンクはビール ..

ではなく

シンガポールスリング

 

何軒かまわってわかったことが

 

同じ名前のカクテルでもお店によって全て味が違う!ということ

 

シンガポールスリングに使われるベースのジンでもチェリーブランデーにしても何種類もあって

 

お店によって使われている種類も違い

分量も違ってくる

 

だから当然味も変わってくる

 

改めてカクテルの魅力 シンガポールスリングの魅力に気づくことができた